今日は天気のお話を。
イギリスの天気といえば「悪い」、「変わりやすい」といったイメージを持っている人が多いと思います。僕もある程度覚悟をしてこちらに来ました。
ですが、実際は想像していたほどでもないなというのが正直な感想です。どうやら今年は例年以上に天気が良い日が多いみたいです。
といっても、やはり“イギリスらしい”天気の日も少なくありません。
今日の天気はまさにその典型でした。
早朝、雨がガラスを叩く音で目が覚めました。寝ぼけ眼で外を見ると、大雨と強風でひどい天気でした。ガッカリしながら二度寝。その後9時前に目覚め、外を見ると快晴。まさに雲ひとつない青空が目の前に広がっていました。
我が目を疑うとはこのことです。あるいは、夢の中で雨が降っていただけなのか・・・と思いましたが、地面を見るとしっかりと濡れていました。
そしてその後再び雨が降り、今は曇っています。あ、また晴れました。
変わりやすい天気はネガティブにとらえられがちですが、ポジティブな考え方をすれば意外と付き合いやすいです。
例えばスーパーに買い物に行った時。買い物を終えた時に雨が降っていると、家の駐車場から部屋までの道のりを想像して憂鬱になると思います。(ガレージが屋内にある場合は別ですが。)
荷物を車から取り出している間に背中がびしょ濡れになりますし、荷物で両手が塞がっていると玄関を開けるのにも時間が掛かりますので厄介です。
しかし、ここイギリスではスーパーから家に帰る間に雨が止むので問題ありません。ただし、急がないとまた雨が降ってきますが。
冗談みたいに聞こえるかも知れませんが、本気です。
正確に記録を取ったら実は稀な事なのかも知れませんが、少なくとも3ヶ月間前にイギリスにやってきた外国人(僕)がそういう印象を持ったのは事実です。
このように変わりやすい天気も考えようによっては意外と悪くありませんが、レースとなると話は別で、変わりやすい天気はご遠慮願いたいです。
今年のレースは今のところ2ラウンドとも安定した天気に恵まれています。
なにやらイギリスF3には天気に関するジンクスがあるようで、オールトンパークでの開幕戦が良い天気に恵まれた年は1年中安定した天気に恵まれ、開幕戦が雨だった年は1年中雨のレースばかりになるらしいです。
ジンクスと言っても2007年から始まった薄っぺらいものなのですが。笑
今年の開幕戦は天気が非常に良かったので、その薄っぺらいジンクスを信じて、今シーズンが良い天気に恵まれることを願いたいです。